「“相手に合わせすぎる”婚活の落とし穴」

〜「いい人」で終わらせないために〜

こんにちは、エルサマアトの湯谷です。

婚活をしていると、多くの方がこう思います。
「相手に嫌われないようにしなきゃ」
「気を使っていた方が無難」
「自分の希望は言わない方がいいのかも」

確かに、思いやりや配慮は人間関係の基本です。
けれど、婚活において「相手に合わせすぎること」は、
実は大きな落とし穴になりやすいのです。

カウンセリングでもよく聞くのが、
「交際までは進むけれど、その先に進まない」という悩み。

理由をたどると、相手からは「とてもいい人」だと思われているのに、
「一緒に未来を描けるイメージがわかない」と言われてしまうケースが多いのです。

なぜでしょうか？

それは、自分を押し殺して相手に合わせてしまうと、
相手は“あなた自身”を知ることができず、
「人としてはいいけど、パートナーとしては分からない」と感じてしまうからです。

婚活ではどうしても、「嫌われないように」と考えがちです。
でも、結婚は長期的な関係。
本当に必要なのは、「お互いの素を受け入れ合えるか」です。

相手に合わせすぎると、
・本当の自分が見えなくなる
・ストレスが溜まる
・相手も“合わせられている”と薄々感じる
という悪循環に陥ります。

結果、交際が続かない、あるいは結婚しても疲れてしまうのです。

・「嫌われたら終わり」と思い込んでいる
・「断られるのが怖い」
・「本当の自分では価値がないのでは」と不安に感じる

これらはすべて、不安や自己肯定感の低さから生まれるものです。
でも実際には、素直な自分を出せたときにこそ、相手との距離は縮まるのです。

小さな自己開示から始める
「実はこういうことが好きで…」など、
無理のない範囲で自分の気持ちを伝える練習をしましょう。
断ってみる勇気を持つ
相手に誘われても「その日は難しいです」と言えること。
それが、自分を大切にする第一歩です。
“合わない”を恐れない
もし合わなかったなら、それは「ご縁がなかった」だけのこと。
無理に合わせ続けて、後で苦しくなるより、
最初から誠実に伝える方が、相手にも誠実です。