「本当に結婚したいのは、どんな人？」

〜条件では測れない“本当の想い”を見つめてみよう〜

こんにちは、エルサマアトの湯谷です。

婚活を始めると、つい「理想の相手像」を言葉にしたくなります。

「年収は○○万円以上がいい」
「できれば長男じゃない人がいい」
「見た目は清潔感があって、学歴もそこそこ欲しい」
「家事を分担してくれる人がいい」

こうした条件を持つことは、決して悪いことではありません。
でも、実はそこに隠れているのが、「本当に結婚したい相手像」とは違う可能性です。

今回は、自分自身の内側にある「本当に結婚したい人」とは誰なのか？ その見つけ方をお話しします。

条件＝「安心材料」にすぎない？

たとえば、「年収〇万円以上の人がいい」という希望。

この希望の裏には――
「安心して暮らせる生活がしたい」
「経済的に頼れる相手がいい」
という“感情的な願い”が隠れています。

つまり、本当に求めているのは「年収」ではなく、
「安心感」や「頼れる存在」であること。

表面的な条件を並べるのではなく、
その奥にある“本当の望み”を掘り下げていくことが、
心から望むパートナー像に近づく第一歩です。

「一緒にいたい人」は、どんな人？

理想の条件を外していったとき、こんな問いを自分にしてみてください。

• 一緒にいてリラックスできる人って、どんな人？
• 嫌なことがあったとき、そばにいてほしい人はどんな人？
• 5年後、10年後も笑い合っていたい相手って？

結婚生活は日々の積み重ね。
条件よりも、日常のなかで“自分らしくいられる相手”を思い描くことが、実は最も大切なことなのです。

「本当に結婚したい相手」は、“条件で選ぶ人”ではなく…

婚活で迷いや疲れを感じる人の多くが、
「自分が何を望んでいるのか分からなくなった」とおっしゃいます。

そんなときは、“相手の条件”ではなく、“自分の人生”に目を向けてみてください。

• どんな暮らしがしたい？
• どんな関係性を築きたい？
• どんな瞬間に幸せを感じる？

それを実現できる相手が、「本当に結婚したい人」なのです。

実は多くの成婚者が「理想とは違う人」と結ばれている

結婚相談所で多くの方が成婚していきますが、
「理想の条件にピッタリの人と結ばれた」という声は意外と少ないのです。

むしろ――

• 「最初は全くタイプじゃなかったけど、話すうちに好きになった」
• 「条件的には合わなかったけど、人柄に惹かれた」
• 「この人と一緒にいると自分らしくいられた」

という“感情的な納得”がきっかけになっているケースが圧倒的に多いのです。

「本当に結婚したい人」は、あなたの内側にいる

✔ 条件ではなく、「一緒にいたい感覚」を大切にする
✔ 表面的な希望の奥にある“本音”を見つける
✔ “自分らしく生きられる関係”が、幸せな結婚をつくる

条件が整っているから幸せになるのではありません。
あなたの本音を分かち合える相手と出会えたとき、結婚は「自然な選択」になるのです。

あなたが本当に結婚したい相手は、
もしかしたら、今まで気づかなかった誰かかもしれません。

あなたが歩いてきたすべての道が、
本当のご縁へとつながる糧になりますように。

あなたの婚活を、心から応援しています。